共に創り出す公教育へ

教育とは何か

語源から見る教育
人類の誕生と教育
教育の形態と機能

フォーマルエデュケーション

高度に制度化され、年齢によって構造化され、階層的に構成された、小学校から大学至るまでの教育

インフォーマルエデュケーション

あらゆる人々が、日常的経験や環境の触れ合いから、知識、技術、態度、識見を獲得し蓄積する、生涯に渡る過程

ノンフォーマルエデュケーション

フォーマルエデュケーションの枠組みの外で、特定の集団に対して一定の様式の学習を用意する、組織化され、体系化された教育活動



教育の3領域

家庭と教育

家庭教育

家族の触れ合いを通して、子供が、基本的な生活習慣や生活能力、人に対する信頼感、豊かな情操、他人に対する思いやり、基本的倫理観、自尊心や自立心、社会的なマナーなどを身につける上で重要な役割

学校と教育

日本国憲法第二十六条

すべての国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
すべての国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

社会と教育

社会教育

個人の要望や社会の要請にこたえ、社会において行われる教育

教育基本法第十二条

個人の要望や社会の要請にこたえ、社会において行われる教育は、国及び地方公共団体によって奨励されなければならない。

国及び地方公共団体は、図書館、博物館、公民館その他の社会教育施設の設置、学校の施設の利用、学習の機会及び情報の提供その他の適当な方法によって社会教育の復興に努めなければならない。

教育基本法第三条

国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことができる社会の実現が図られなければならない。



学校の成立

学校の起源
古代・中世の学校
近代における学校の成立



江戸時代の教育

藩校
私塾
寺小屋



明治期の教育

明治新政府の教育改革
公教育制度の成立過程
教育勅語と国家が求める人材の育成



大正新教育から戦時下の教育

大正新教育の理念
大正新教育と教育熱
大正新教育の終わり
戦時下における教育



戦後教育改革

連合国軍最高司令官総司令部

第二次世界大戦終結に伴うポツダム宣言を執行するために日本で占領政策を実施した連合国軍機関

教育を受ける権利
教育基本法

教育基本法

11ヵ条からなる簡潔な法律で、日本国憲法に準ずる教育についての最高法規的性格を持つもの

学校教育法



古代の教育思想家たち

ソクラテス

問答法

対話によって相手の矛盾・無知を自覚させつつ、より高次の認識、真理へと導いていく手法

17世紀から19世紀にかけての教育思想家たち

コメニウス
ロック
ルソー

フランス革命

1789年にフランスで勃発した、ブルボン絶対王政を倒した市民革命

ペスタロッチ
フレーベル



公教育制度における教職の意義

学校教育と教職
教職の社会的意義



教員の役割と資質能力

教員の使命と役割
身分と待遇
今日の教員に求められる役割と資質能力

教員の職務内容

職階と職務
教員の義務と権利

懲戒処分

当該教員の社会的非行に対する制裁措置

分限処分

心身の故障やその他勤務実績が著しく良くないため、職務の遂行に支障がある、またはこれに堪えれない場合に下される措置

学び続ける教員

チーム学校づくりという課題

チーム学校の必要性
チーム学校づくりに向けて
学級担任として大切にしていること