内閣と憲法2

【日本史】 近代29 内閣と憲法2 (13分) - YouTube

伊藤博文が枢密院議長に就任する。

枢密院とは、伊藤博文天皇と一緒に極秘に憲法を仕上げるために、この枢密院、天皇の最高諮問機関という風なものを作り、天皇臨席のもと、極秘にこの憲法を仕上げていった。

1889年2月11日に大日本帝国憲法を制定します。欽定憲法は君主が制定した憲法である。反対語は、民が定めると書いて民定憲法。今の日本国憲法国民主権。ここでいう主権というのは、国政の最終決定権。天皇大権といって、天皇が特殊な大きな権利を持っていた。統帥権とか緊急勅令とか、その他ありますけど、統帥権は軍の最高指揮権、陸海軍のトップが輔弼と言って、事実上はサポートする形になりますが、こういった統帥権天皇大権の一つ。今現在の日本国憲法は、法律によって人権制限はできません。なんだけど、この時代は、法律による人権制限が可能だった。当時は衆議院貴族院があった。衆議院は国民が選挙する。貴族院は、国民が選挙しません。華族議員、勅選議員。